ページ

2013年6月28日金曜日

明るい不妊治療34 本能的感情の発動⁇

と言う訳でポリープの手術開始です。 「前日、子宮口広げる処置をします。11時位までに来てくださいね」 と言われ、手術当日休む為、手術前日に仕事を入れていた私は 「どの位時間がかかりますか?」と聞くと 「処置自体は10分位ですが、稀に気分が悪くなる方もいらっしゃいます」 との事。意外とそういうの平気だから大丈夫かなぁと思いつつ、 「11時までと言うことは、早く来れば早くやってくれるんですよね?」と聞くと 「そーですねぇ」との返事。これが後で、もう少し突っ込んで聞けば良かったと大反省なコトに(ーー;) 手術日前日、お店には念の為遅番出勤の12時出勤にシフトチェンジ。病院から店まで着替えを含んでも30分あれば良いから11:30に出れれば大丈夫。そんな計画を立て朝7時には病院の番号札を貰う為並び、7:30には番号札ゲット。因みに8時から病院は動き出します。 比較的早い段階で、9時前には内診室前に呼ばれ、「良しっ」と思って、内診室前で座って待って居ましたが、待てど暮らせどその後呼ばれないσ(^_^;) 「次にお呼びします」欄には番号が有るのに、どんどん自分より大きい番号ばかりが内診室へと入って行く。いつも1時間待ちは当たり前なので、10時位迄は余裕だったものの、10:30位になると段々焦り始めました(-。-; 忙しい病院なので、何か理由は有るだろうし、言ったところで早まる感じもしないし…と思いつつ、気が付くと時は11時。イライラしながらまだ間に合うという気持ちと、しかし…もしかして…。グルグル考えて、店に電話。13時と14:30に指名のお客様がいるのを確認し、スタッフに 「12時には間に合わないかも!13時に何とかだけどもしかしたら…なのでまた、連絡いれるけど…」と事情を説明。  そして12時前。内診室を待っている人がほぼ居ない中番号が呼ばれました。 「気持ち悪くなる可能性が有るので朝は食べずに」と言われもうお昼(笑)ちょっとナーバスになっていたかもしれません。 「子宮口に薬を入れますね。大丈夫ですか?」 何となく湧き起こる不快感。大丈夫かどうかと言えば大丈夫ですが…。 「この後先生のお話が有って、薬の説明が有って、会計が有ります」 との看護師さんの説明にΣ(゚д゚lll)それぞれの待ち時間は30分から1時間。どんなに短く見積もっても13時には間に合わない(ーー;) 慌てて店に電話して、13時からのお客様へのお詫びと14:30はギリギリ行けるかもだけど、もしやの時の対応を指示して、更なる待機開始(笑)  その頃になると、自分の読みの甘さと、今回の治療が病院にとってどんな位置づけか分析出来ました(笑)  内診室前で待っていると次々に備え付けの画面の上半分に、5つ有る内診室へ呼ばれる番号が表示されます。下半分はこの次呼びますよ~と言う番号軍が並びますが、 ここになくてもダイレクトに内診室に番号表示される事も有ります。 いずれにしても、そこそこの感覚で、番号表示が変化して行くのですが、途中でピタッと止まります。そして30分位でしょうか、経つとまた動き出す。 この現象を2回転みた私は確信しました。 この階にはお医者様と話をする診察室が7つ有ります。で、そのうち稼働している内診室分の診察室が同じ先生が行ったり来たりしているのだ‼と(笑) 続けて何人かの患者さんを内診して、その後その先生が診察室に移動してまた何人かの患者さんと診察室で話す。だから内診室の呼ばれる番号が30分位立つと突然進まなくなる。  そして基本、この病院は不妊治療の病院。ほとんどの人が採卵か移植か、またはそのどちらかのための血液検査の為の来院です。そして、血液検査の人達は、出来るだけ良い血液データを取る為、早い時間の来院を指示されます。そうするとその人達は大体8時位から採血され、その結果は1時間位で出ます。その間の時間を使い、必要な人は順番に内診室で先生がチェック。血液検査の結果が出た9時位から診察室で先生と話す訳です。9時以降は内診、診察の繰り返しのいつものデイリーな業務で忙しい。 ある意味ポリープ手術はイレギュラー。「11時までに来て」はイレギュラーの件なので、その為の処理はいつもの業務が落ち着いた頃やりますよ。つまり、内診、診察の二回転終了後、時間にして「11時位から出来るから、その頃来てね」だった訳です。多分、そう(笑)  そんな分析をしつつ、反省しながら、幸いは何とか14:30のお客様には間に合い安堵。そして翌日です。  そして、実は、昨日からの微妙な不快感が拭えないまま来院。  内診室でもう少し子宮口を広げる処置をしてからの手術と言うことで、内診室ヘ。 ちょっとおかしいなぁ、と思いつつ、診察台に上がった途端、思わず泣きそうになる自分にびっくりΣ(゚д゚lll) どうした自分?と思いつつ、カーテンで向こうから見えないのを感謝しつつ、動揺(ーー;) お医者様の 「薬を更に入れますね。大丈夫ですか?」 の言葉に言いようもない不快感MAX!この不快感、大丈夫だけど大丈夫じゃない‼ しかし自分が言った言葉は 「昨日から不快感は続いてますが…」 お医者様はあっさりと 「しょうがないよね、更に子宮口広げているから…。じゃあ1時間位してから、手術になります。リラクゼーションルーム(椅子がある休憩所)にてお待ち下さい」 決してお医者様の言い方が冷たい、とかなんとかでは無かった、と思います。 しかし…。診察台降りながら感情がこみ上げて来て思わずしゃがみ込み、涙が溢れ出しました。 …イヤダイヤダイヤダ‼感情が暴走し、自分でびっくり!何じゃこりゃ?  「どうしました?御気分悪いんですか?」 カーテン越しから、その声かけと共に、さっと看護師さん登場!私の左手首を取り脈を取りながら優しく声をかけて下さいました。流石プロ!と思いつつ、気分が悪いのではないので申し訳ないと思いつつ、気持ちが鎮まるまでしゃがませて頂きましたσ(^_^;) ありがとう、看護師さん。ごめん、他の患者さん…(ーー;) その頃には自分の感情が理解出来てました。不快感、それは薬の作用もプラスしてだとは思いますが、正しくは「嫌悪感」だったのです。「もう、触られたくない‼」と言う…。  「「レイプ」は最も効率の良く相手にダメージを与えられる拷問だ」 と聴いた事が有ります。もしかして本能的な防衛反応なのかな? 子宮周りの不調、例えば生理痛やPMSとか、イライラだったり感情が高ぶるケースが多いですし…。足とか手の怪我の痛みと違い子宮周りは感情が伴う痛みが、苦痛が有る気がします。不妊治療ってこういうのも含めて辛いのかも。 因みに手術前に血圧を測ったのですが上が180下が140と高血圧‼ 「いつも高いの?」と驚かれ、身体って正直、と思いつつ(笑) 「いつもは100の60くらいです…。多分。さっき感情が高ぶったからだと思います。」と言うとそのまま手術へ。良いのか(笑)? 手術の執刀医は多分さっきの先生。そして手術の内容は今迄で1番キツかった(-。-; 麻酔したはずなのに、言いようの無い痛みと不快感と嫌悪感が入り混じり、苦痛極まりない。声にこそ出しませんでしたが「ヤダヤダヤダ!もうやだ‼」と心の中で叫びまくりでした。  手術後安静時間と言うことで、すぐベットで休むのですが、本当にシンドかった。ベットに丸まって横たわり半泣きで心の中で「もうやだ~‼」としつこく叫びまくってました。ただ、安静時間終了間際、1時間近くなるとさっき迄の痛みや不快感が嘘みたいに消えて、スッキリな気分に(笑)さっきと別人な気分(^^)これが出産時の陣痛マジックかも?  その後確認の為病院に行くと以前ポリープを教えてくれた女性のお医者様が担当に。「綺麗になってますよ」ということでした。ただポリープは一度採っても再発するらしく、折角綺麗になったのだから「早めに」移植手術してくださいとの事でした。今週期も大丈夫、と言われましたが、気持ちが「うぇっ」と感じたので、それを伝えて、その次の周期にすることにしました。  しかし…本当にびっくりしたなぁ、もう‼でした(笑)