今回の不妊治療はホント個人的にも青天の霹靂。そして、個人的なZONEの話。ある意味、我儘な話・迷惑な話と言っても良い。例えば会社側、勿論共に働くスタッフ達にしても。気持ち的な応援はしてくれても、仕事上の負荷は否めないし、不快に思うだろう。
ただ、今の働いているスタッフ達との関係は良いし、だからこそ隠さず伝えて、お願いしよう!と思い、決定した翌々日には伝えました。いや正しくは伝えたつもりでした。負荷を分かって、協力してくれるだろう、と。
しかしながら、その後のあるスタッフ達に
「仕事上のこういう負荷はどーするの?ちゃんと計画建てられ無いの?」
と言う内容の反応が来たのです。結構ズトーンと落ち込むのを感じました。
言い分は最もな事です。なのですが、自分の現状が諸々の今回の出来事に対し、 割り切ったつもりでも傷口は癒えている訳では無い。混乱しつつ冷静になろうと、思っている時。このセリフに、つい文字通り以上のずっしりショックを感じてしまった。
仕事面だけでなく、人間として、女性として、今までの人生に対してもダメ出しをされている感覚に。
何故か。 女性の社会進出の際、必ず起きている問題。
妊娠に伴う労働力の低下=女性は使えない、論。
元々前職場で、
「女は結婚又は出産で辞めるからこの程度の仕事で良い」
「どうせ結婚又は出産で辞めるからこの程度の仕事で構わない」
という空気の従業員達に常に怒りを覚えた私です。
「私は面白いやりがいの有る仕事をしたいから、男女で勝手に区切るな!」と内心怒りまくってました(笑)外にも出てたらしく、その店では女性初のお仕事をする結果となりましたが。ただその店だけでなく、少なくともその時の日本の社会は女性の出産でキャリアが止まる事が多かったのも事実。
怒りを覚えつつ、ちゃんとキャリアを積みたい、その気持ちが、子作りを遅らせたのは今現状の理由の一つでも有ります。そこを突かれた気がしたのです。
「 あ、だからショックなのか…」と気がついた時ふとそのスタッフ達が何故そう言うのか考えました。
大きい理由は「不安」。私もですが、彼女達も初めての事。責任を持って仕事に当たっているスタッフ達なので、不確定要素は出来るだけハッキリさせて良い仕事をしたい、と思っているからこその言葉。
後は「納得できる理由が欲しい」。負荷がかかる事を「喜んで!」とやるにはピースが足りなかったのかな、と。正しければ、又は要点だけ言えば物事は進む、と間違った考え(最近ジワジワと理解してきました(笑))でつい伝える癖が抜けない私。
確かに「ちょっと急用ができて明日、月に行ってくる!」と言われて、何も聞いて無かったら「なんで~?」になるよなぁと。
翌日と翌々日に渡りスタッフに一人ずつ「実は2・3年前から考えていて…」と個人的な経緯から医者に言われた、妊娠・不妊にまつわる話、自分の現状、先の読めない理由、など伝えた所みんな良く聴いて納得してくれました。
そしてくだんのスタッフ達からは「それが聞きたかった」と。やはりプライベートな話なのでこちらからは聴きにくかったと。そして「すぐ無理をするからちゃんと休みなさい。」とσ(^_^;)
すごく心配してくれていたんですね。感謝。・゜・(ノД`)・゜・。
私としても、この仕事をして初めて、優先事項をお客様やスタッフじゃなく自分にする事に抵抗が有ります。改めて、この仕事やスタッフが自分の子供みたいで、本当に大切で手放し難いのを実感しました。
しかし、 一昨年位から言い聞かせてはいたのです。
「手を離さなければ、新しい物は掴めない。」
仕事を諦めるとかではなく、ちょっと力を抜いた状況で、色んな変化を受け止め変わらなくてはいけない時期なんだなぁと実感。そーいや、もっと肩の力抜いたらとアドバイスされて早何年(笑)なかなか変われませんね。性格(^◇^;)
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